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扇子の保管方法・メンテナンス

扇子は湿気や強い光に弱いため、高温多湿な環境や直射日光を避けて保管することが大切です。

お手入れのしかたや保管方法によって耐久性は大きく変わり長持ちしますので、ぜひポイントをおさえてお取り扱い頂き、末永くご愛用ください。

【持ち運び】
扇子は鞄などに直接入れず、扇子ケースや箱に入れて持ち運びましょう。大切な扇子を摩擦や傷、汚れからやさしく守り、劣化を防いで長持ちさせてくれます。

扇子ケースは夏扇用、舞扇用(1本用、2本用、3本用)がございます。扇子に合わせてお選びください。

 【保管方法】
しばらくご使用にならない場合は扇子を畳み、購入時に付属している「セメ」という紙やゴム製の帯を付け、紙箱や桐箱に入れて保管してください。できるだけ風通しのよい、湿気がたまりにくい場所で保管しましょう。

 【お手入れ】
埃や汚れがついた場合は、柔らかい布で優しく軽く拭くようにしましょう。

 【修理】
扇子に破損が生じた場合、扇の下部を留めている要の緩みなどにより使い心地が悪くなった場合は、無理に使わず早めに修理・メンテナンスを依頼しましょう。

万葉では、下記のような修理、お直しを承っております。他店でお求め頂いた扇子の修理も承ります。

・要の交換、締め具合の調整(舞扇、一部の夏扇子):¥ 880/1
・親骨のおもりの交換(舞扇):¥550/一箇所
・扇骨と紙の ノリ付けの補修(舞扇): ¥880/片面
・糸かがり(舞扇):¥1,100/一箇所
・扇の逆折れ(まだあまり使用されていない扇であれば修理可能です):¥2,200/一箇所
・中骨の縦方向の割れ:¥550/1